航空機構造

トップページに戻る



航空機構造のFEMモデル作成のルール

作成:滝 敏美
2010年10月13日

紹介

航空機構造解析の教科書の付録として,Ian Taig著「航空機構造のFEMモデル作成のルール」の和訳をpdfファイルの形で提供します. このページからファイルをダウンロードできます.

みなさんのコメントをお待ちしています.
メールのあて先は滝 敏美です.

以下は「訳者あとがき」の内容です.

====================================================================
本書の原本は,Ian Taig, “Rules for Modelling Structures” で,インターネットのEngineering Tips Forum(http://www.eng-tips.com/)のAircraft Engineering Forumで紹介されていた1980年代後半に作成された資料である.著者とされるIan Taigは当時イギリスのBritish Aerospace社のチーフエンジニアであった.Ian TaigはESDU(Engineering Sciences Data Unit)の航空宇宙構造委員会(Aerospace Structures Committee)の委員としても活躍していた.資料そのものにはIan Taigが著者であることは明記されていない.Aircraft Engineering Forumでこの資料を紹介した人が「Ian Taigが書いた資料である」と書いていたので,それに基づいている.内容からすると,講習会用の資料のようである. 航空機構造のFEMモデルの作成方法のガイドラインとして公表されている文献はこの資料だけであり,非常に貴重なものである.航空機構造のFEMモデルを作るために必要な具体的なノウハウを詳細に解説している.20年以上前の資料であるので,FEMの発展による最新の情報は盛り込まれていないが,基本的な考え方は現在でも通用する. 訳者は,「航空機構造解析の基本」の中に航空機構造のFEMモデルの作成方法の解説の章を入れることを計画していたが,たまたまインターネットでこの資料を見つけ,自分が考えていたものと一致する内容であったので,翻訳することにした.本書は航空機開発に従事する構造技術者の役に立つと確信している.
====================================================================

ファイル

ダウンロードするにはここをクリックしてください
"taig_120616.pdf" (8,626KB)



トップページに戻る